昨日は朝から、友人のTさん宅にお邪魔していました。
Tさんが契約しているケーブルテレビ会社の有料オプションに「おまかせサポート」というのがあるそうで、パソコンの設定を出張で見てもらうとのこと。半月ほど前から予約してあり、私も呼ばれて立ち会わせてもらいました。私が立ち会うのは実は二回目だったりします。
依頼内容は、あるあるなやつでした。
Windows7時代からの古いパソコンでずっと使っていたケーブルテレビ会社のメールアドレスを、新しく買ったパソコンのOutlookに移したい。でもパスワードを失念してしまった。自社のサポートならなんとかしてくれるだろう、という期待です。毎月固定費を払っていますので積極的に活用しています。
来てくれたサポートの方は、前回とは別の方。そして彼もてきぱきと確認。初期パスワードでもなく、マイページを新規作成して、そっちから再登録するのがパスワード再設定の正規ルートだと案内されていました。
が、Tさんが「もしかしてこれだったりするかも」と、普段よく使っている別のメールサービスのパスワードを入れてみたら…あっさりログイン。終わって見れば拍子抜けするくらいすんなり解決しました。パスワードの流用はセキュリティ的には褒められたことではないですが、この場では神の一手でしたね。Tさんもほっとした様子でした。
作業に余裕ができたので、お茶を出してでしばらく世間話に。
そこで少し驚いたのが、そのサポートの方の働き方でした。
ケーブルテレビ会社の正社員ではなく、業務委託。毎日この仕事があるわけではないそうです。空いた日は 「ミツモア」というサイト経由で副業をしている とのことでした。
まだ30歳くらいの青年でしたが、”一つの会社にぶら下がるだけじゃなく、自分のできることを切り売りしていく”という感覚がすごく自然でイマドキな感じ。
ミツモアって何?
一言でいうと「腕に覚えのある人と、困っている人を繋ぐ見積もりサイト」です。ハウスクリーニング、引越し、不用品回収のような暮らしの困りごとから、Web制作、動画編集、写真撮影、税理士、英会話講師まで、登録ジャンルは1000種類以上。
仕組みはシンプルで、お客さんが「こんなこと頼みたい」と投稿すると、近くのプロに通知が届き、プロが見積もりを出す。お客さんは最大5人くらいの見積もりを比べて選べる、という流れです。
プロ側は登録料も月額も0円。仕事が成約した時だけ手数料20%(税込22%)が引かれるだけなので、初期リスクなしで自分の店をネットに出せる感覚。だから副業との相性がすごく良いんですね。
彼の場合は、パソコン設定に、Wi-Fiの設置、スマホ相談、ちょっとしたトラブル対応などをミツモアで請け負っているそうです。「待っているだけじゃ仕事は来ないので、自分で見積もり出して、口コミ貯めて、ですね」と笑っていました。
ページを見せてもらいましたが、5年続いているそうで高評価が山積みでした。
サイト側の手数料や実費の交通費を考えると予想以上に安価に引き受けているのだなと驚愕しましたが、この手のサービスはリピートしてくれる方も多いのだそうです。
その姿を見て、ふと自分のことを考えました。
私にも長年やってきた仕事で培った経験や、ちょっとした得意はある。でもそれを「商品」として切り出して、誰かの困りごととして売る、という発想はあまりしてこなかったな、と。
「経験の換金」って、言うのは簡単ですが、いざ自分の棚卸しをしようとすると難しいものです。
皆さんだったら、自分の経験をどう換金しますか?
もし「こんなスキル、売れるかな?」と少しでも思ったら、一度ミツモアで同じジャンルがどれくらいの価格で取引されているか見てみるだけでも面白いかもしれません。意外と、あなたが当たり前にやっていることが、誰かにとってはお金を払ってでも頼みたいことだったりしますから。


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