このブログを始めるにあたり、最初にぶつかったのがレンタルサーバー選びだった。
レンタルサーバー選びで迷った日々
ブログを始めると決めたものの、まず最初の壁はレンタルサーバー選びだ。 家を借りるときのような、「どこに住むのが自分に合うのか」を考える感覚に近い。
昔は自宅サーバーを組んでいた。 あれは“自分で家を建てる”ようなものだ。 だから今回も「簡単に選べるだろう」と思っていたが、 今のレンタルサーバーは種類も多く、料金体系も複雑で、正直、最初から最後まで戸惑った。
調べていくと 今ブログをするには、WordPress が “鉄板” らしいことはすぐに分かった。 無料ブログでも良かったけれど、独自ドメインで運営したい気持ちが強かった。
“junk-life.com”
ドメインはすぐに決まった。
50歳の節目の証に50の数字を入れるかは少し悩んだけどね。
しかし、調べるほどに料金の仕組みはややこしい。 月額、年額、3年契約、ドメイン無料の条件、更新料の落とし穴。 特にドメイン更新料は別料金の場合がある、これは長期で見ると馬鹿にならない。 初年度無料でも、2年目以降は毎年2000円弱。 3年、6年と積み上げれば、結構な差になる。
候補は自然と三つに絞られた。
- ConoHa WING
- Xserver
- ロリポップ
Xserver はサーバースペックが魅力的・・。 CPU が AMD EPYC、ストレージが オールNVMe。 文言を見るだけでワクワクするような構成だ。 サーバースペックはプランでも統一なのだが、魅力的な特典が上位プラン寄りで、それらは今の自分には少し背伸びに感じた。 「ドメイン永久無料」もビジネスプラン限定だった。
ロリポップは圧倒的に安い。 ただ、WordPress を使うなら中間プラン以上が必要で、 バックアップが有料になると結局そこそこの金額になる。 「安いけど、同じ内容にすると そうでもないな」という印象に落ち着いた。
ConoHa は、最初は“無難な選択肢” ”中途半端かな”くらいに思っていた。 でも、調べるほどに「ちょうどいい」が揃っていた。 料金が分かりやすく、管理画面もシンプルらしい、 ドメイン永久無料(WINGパックのみ)が長期運用に向いていた。
三社とも魅力的だったが、 家族の生活や、自分の働き方を考えると、 少しずつ「自分に合うもの」が見えてきた。
三社を見比べて、ようやく見えてきたもの
夜の静かな時間に PC を開き、 三社のページを行ったり来たりしていた。
Xserver はスペックが魅力的で、 余裕があるのなら迷わず選んでいたと思う。 ただ、今の自分には“必要十分”のほうが大事だった。 背伸びをして選んだものは長続きしないことを、 これまでの経験で嫌というほど知っている。
ロリポップは安いが、 「安さだけで選んで後悔する未来」がなんとなく想像できた。 氷河期世代は、安さに飛びついて痛い目を見た経験が多い。 だからこそ慎重になった。正直、レンタルサーバーの経験値がある方ならロリポップのライトプランのコスパは圧倒的だと思う。
ConoHa は、派手さはないが、 料金、使いやすさ、バックアップ機能と長期運用のコスパがバランスよく揃っていた。 “必要なものがちゃんと揃っている”という印象だった。
こういう小さな選択でも、 「自分で選んだ」という感覚が少し嬉しかった。
ConoHaの三年契約を選んだ理由と、23148円の決済
ConoHa の料金は、契約期間とその時々の開催キャンペーンとで大きく変わる。 私の今回のタイミングでは、1年更新なら990円、3年更新なら643円。 この数字を見たとき、 「もう長期の3年で考えたほうがいいな」と自然に思った。
あとドメイン料、どこでも初年度は無料でも、 2年目以降は毎年2000円弱のドメイン更新料がかかる。 3年、6年と積み上げれば、結構な差になる。
セミリタイヤの私として、今まで以上に固定費の積み上がりには敏感だ。 給料が上がらない時代を生きてきたせいか、 「毎月の支出がじわじわ効いてくる」感覚が染みついている。
だから、3年更新の643円は自分の中で腑に落ちた。
結局、3年契約で、一括 23000円ちょっと をAmazonPayで払った。 安くはないが、払った瞬間に「これで向こう三年は迷わなくていい」という安心感があった。
決済後すぐに、 ドメイン取得、サーバー設定、WordPress のセットアップ、SSL 化。 全部が一気に揃った。
昔のように深夜に設定ファイルと格闘する必要はなかった。 テーマ素材のCocoon が 最初から無料で使えると知ったときも、 「これなら困らないな」と思った。
使い始めて感じた、小さな手応え
実際に使い始めてみて、 最初に感じたのは「軽い」ということだった。 WordPress の管理画面がサクサク動く。 設定を変えても反映が早い。他社のサーバーと比較したことは無いが不満を感じるところはなかった。
Cocoon の設定も思ったより簡単だし、検索で得られる情報も豊富で、 昔のように細かい調整に時間を取られることもなかった。
まだ記事数も少ないし、 アクセスがどうこう言える段階ではない。 でも、記事をひとつ公開するたびに、「世界に向けて声を発している」感覚が少しだけある。
私は、声を上げる機会が少なかった。 就職も働き方も、選べるようで選べなかった。 生活を守ることで精一杯で、 自分の言葉を残す余裕なんてなかった。
だから今、こうしてブログという形で 自分の言葉を積み上げていけることが、 思っていた以上に嬉しい。
三年分、23000円の決済は、 単なる支払いではなく、 自分の人生にもう一度“場所”を作るための費用だったのかもしれない。
まだ手探りだけれど、 確かに前に進めている実感がある。
今の自分は、そんなふうに思っている。
今度は、WordPress を立ち上げて最初にやった設定の話を書こうと思う。


コメント