娘には“頑張らなくていい道”を──氷河期世代の親として思うこと

親として考えたこと
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私は子どもの頃から、 「頑張れ」 「長男なんだから」 とだけ言われて育ってきた。

何をどう頑張ればいいのかは誰も教えてくれなかった。
方向も地図もなく、ただ前に進めと言われるだけ。 結果がすべてで、途中の苦しさは自己責任。

でも、頑張るというのは続かない。 そして大人になって気づいた。

根性では人生は切り開けない。 切り開くのは“構造”だ。

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■ 私と妻は、その構造の袋小路にたどり着いた

私はどの職場でもそれなりの成果を出してきた。

それでも、労働集約型産業という構造の中では、 努力が積み上がらず、 昇給もなく、 退職金もなく、 体力が尽きれば終わり。


これは個人の努力の問題ではなく、 構造がそうなるように設計されていた というだけの話だ。

だからこそ、娘には同じ道を歩ませたくない。

■ 頑張らなくていい道とは、“適性と構造が合う道”のこと

私の言いたい「頑張らなくていい」というのは、 怠けていいという意味ではない。

  • 自分の特性に合っていて
  • 無理をしなくても続けられて
  • 努力が積み上がりやすくて
  • 構造的に袋小路になりにくい

そういう道のことだ。

私が人生で学んだのは、 努力よりも“方向”が人生を決める ということ。

これは娘に渡せる、何より大きな贈り物だ。

■ その“方向”の一つが、大卒資格という構造のカード

高卒新卒就職は、実はとても恵まれたカードだ。 学校推薦があり、地域企業とのパイプがあり、若さが武器になる。

しかし、それが実るのは 辞めずに続けられた人の話 だ。

私のように早期離職してしまうと、 高卒の再就職市場は一気に狭まり、 構造の袋小路に落ちてしまう。

そこで救ってくれるのが、

  • 大卒資格という“入口の鍵”
  • 再就職に有利な資格という“方向の道具”
  • 得意を形にする資格という“積み上がる場所”

これらは根性ではなく、 構造を変えるカード だ。

だから私は、娘にその重要性を今のうちに言葉で伝えたい。

■ 私は娘に、地図を渡したい

私も妻も袋小路にたどり着いた。 でも、それを知っているからこそ、娘には同じ道を歩ませなくていい。

  • その道は袋小路かもしれない
  • その選択は消耗するだけかもしれない
  • その努力は積み上がらないかもしれない

そういう “構造の危険地帯” を、私はもう見分けられる。

だから娘には、

  • 頑張らなくても続く道
  • 努力が積み上がる道
  • 構造が味方になる道

を選んでほしい。

それが、私が親としてできることだと思う。

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